さらに、彼女の作品には、少なくとも二つの秘密があります。 一つ目は、少女時代のすばらしい記憶であり、二つ目は彼女のお母さんが小さいころから所有してきた年代ものの童話のイラストを借りて、メアリーがいつもそれを見て模倣しながら育ってきたことにあります。 このことはいわば、子供向けのイラストレータであるジョニー・グルーレ(お母さんの絵本の作者)にイラストの基本を実習しながら教わってきたことになります。
プロとして独立してからも、メアリーの絵に対する情熱と奉仕は決して変わっていません。 彼女の会社は数人のスタッフ抱えており、彼女の絵を適切に仕上げたり無数のライセンス製品へ対応することの仕事をしているにもかかわらず、メアリーは依然として、いろいろなコンセプトを考え、彼女自身で手書きのイラストを今も書き上げているのです。
とはいえ、彼女がプロのイラストレータとして活動するまでにはいろいろなことがありました。 彼女は高校卒業後すぐにセントルイスにある美術道具の小売店へ入りました。次の数年間は広告代理店で働き、一方ではフリーランスのプロジェクトに従事したり、独立した展示会を開いたり、セントルイス郵便の漫画家としてしばらくの間従事したりしていました。このような、初期の時代に、メアリーは多くのことを学び敬虔な生活をすることに努力しました。 しかし、フリーランスとして顧客の注文どおりに絵を描くことに対してあまり満足していませんでした。 彼女が本当に望んでいたことは、子供達の本の絵を描くことだったのです。
1977年に、彼女は画帳を手にニューヨークへ出かけある出版社へ行きました。 そこで編集者から「とても暖かい歓待」を受け、あるアートデレクターからグリーティングカードへイラストを記載してはどうかとアドバイスを受けました。 そのことを彼女は「そのときは、ガーンと頭を殴られたような気がしました」「私の願いであった絵本を描くことをあきらめろと言われたように思えました」といっています。 しかしまもなく、このアドバイスにはすばらしいメリットがあることに気がつくのです。 彼女はグリーティングカードのイラストは人々にアートの心を与えることができることを見出したのです。 数ヶ月のうちに、初めて150ドルの3つのカードデザインを製作し、そのほかのグリーティングカード会社と契約を結んだのです。
一旦、メアリーが才能をシフトしてグリーティングカードへ情熱を注ぎだすとすぐに成功するようになりました。 全米でよく知られたカード会社が彼女のデザインを買い契約し売り出すと商売繁盛しました。 しかしながら、彼女自身そのカード会社が示す条件とイマジネーションの無い要求を不満に思うようになりました。 そこで、1983年に彼女自身のカードの製作とデザインを始めました。 当時、彼女は妊娠は八ヶ月でしたが、自ら事業を立ち上げることにいささかの迷いも感じなかったといっています。 月並みで、メアリーイズムの「適切なタイミングが成長につながる」をまさに実践したのです。
メアリーはそのとき以来チャンスをつかみ続けています。 彼女のグリーティングカードのシリーズの人気はもちろん、カレンダー、Tシャツ、マグカップ、ギフトブック、ゴム印、陶器類、などなどを含めて注目されています。 1986年までメアリーのグリーティングカードは年間のミリオンダラーイヤーとして栄冠に輝いています。 メアリースタジオは多くの生産者と契約を結び、6500以上の製品として供給されるようになりました。
1996年、メアリーは一番やりたかったプロジェクトとして、メアリーエンゲルブライトのホームコンパニオンの大衆紙の発行を始めたのです。雑誌はホームデコや創造的なライフスタイルについて記載しており、メアリーの個人的な装飾のビジョンとショーケースの役割を果たしています。 雑誌はもちろん全米で名声を得ました。 さらに2001年には、メアリーはオリジナルの夢の実現を果たしたのです。それはジャイアントハーパーコリンズを発行する子供向けの絵本のイラストの契約をしたのです。 彼女のデビュー作は11週間ものあいだニューヨークタイムズベストセラーとなりました。 クリスマスイブの夜によるアニメビデオも2004年にリリースされました。
一方では、数年来、彼女は慈善団体の領域まで彼女の財産を割り当てています。 慈善事業へも熱心なメアリーは常に教育へのプロモーションにも打ち込んでいます。 2000年にファーストブックのパートナーシップを立ち上げ、低収入の子供たちへ本を配布する慈善団体を起こしました。 200万部に及ぶ本を低収入の子供たちへ配布するために努力を続けています。
現在も、メアリースタジオ、お店、ホームコンパニオンマガジンはセントルイスで活動を続けています。 数多くの小売店は海外国内ともにメアリーの商品を売っています。 ウオールストリートジャーナル誌は、彼女の作品と事業を称して - かわいらしさの広大な帝国 - と名ずけています。 それは年間6億円に近い売り上げとなっているのです
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彼女の驚くべき成功物語の中の原点は、芸術家になろうと11歳のときに決心した、普通の少女が始めたことなのです。 メアリーのスタジオは世界的なライセンスと小売事業に発展していますが、11歳の少女のころと同じ女性が、昔とかわらないセンスと想像力とイマジネーションで絵を描き続けているところに魅力があると思います。
メアリーが若いときに、周りの人々から芸術家が生計を立てるのは厳しくて現実的な方法ではないよと言われてきましたが、彼女は簡単に熱意を失う人ではなく、いつも自分を信じていたと今も夢をみて生きています。 そのような素敵で魅力的なメアリーさんの作品を、一度手にとって見てはいかがでしょうか? あなたにも彼女の熱意とスピリットが移ってきますよ。